国産初のダイヤル式電話機は、関東大震災以後の復旧を機会に、これまで限界であった手動交換方式(共電式)を自動交換方式へ変更、大正15年1月に初めて東京にA型、横浜にH型の自動交換局が設けられました。 (当時の宣伝広告と光景)



 2号自動式卓上電話機 1号ダイヤル仕様 1号ダイヤル仕様(☆☆☆☆☆) 2号ダイヤル仕様(☆☆☆☆)

2号自動式の1号ダイヤル機はA型48V仕様と、H型60V仕様の2種類有りましたが、ダイヤル時に雑音が入る問題など有り、後に2号ダイヤルに変わります。(写真下は1号ダイヤル)
左が2号ダイヤル 右が1号ダイヤル



 2号自動式壁掛け電話機 1号ダイヤル仕様 (☆☆☆☆)

2号自動式壁掛け電話機 1号ダイヤル仕様を紹介致します。(写真下は1号ダイヤル)

1号ダイヤルの端子は4個



 23号自動式壁掛け電話機 (☆☆☆☆)

この23号自動式壁掛け電話機は、2号自動式壁掛け電話機の改良機で、送話器 誘導線 端子板を取り替えて伝送特性を3号並に高めた機種で、昭和28年から登場しました。 (写真下)

2号ダイヤルの端子は5個



 イー660自動式壁掛け電話機 (☆☆☆☆☆)

イー660自動式壁掛け電話機の筐体は金属で出来ていて、ベル鈴は2号の様に上部に2個露出しているのではなく、3号の電話機の様に、筐体内に組み込まれています。昭和10年製造 (写真下)



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