広島 みろくの里 いつか来た道

みろくの里に新名所が出来ました。その名も ”いつか来た道” これは昭和30年代の懐かしい活気のある街並みを再現してるテーマパークです。そこへ一歩入り込むと、まるでタイムスリップして40年前の日本へ舞い戻り! 見る物全てが昭和30年代の光景で、あまりにもの懐かしさに目頭が熱くなります。 昭和30年代の小学校、そして派出所、軒並みの商店街、理容室や駄菓子屋や電気店やバー、うどん屋にラーメン屋  現在のお金をあの当時の紙幣(みろくの里銀行)に換金して買い物や飲食が出来ます。



 電話博物館

いつか来た道の一角に電話博物館があります。 中に入りますと実際に手に触れる事が可能な電話機が多数、しかも内線接続され 実際に受話器を上げて、ダイヤルをし、着信鳴動実験、通話実験も可能でした。 電話機を大きく分けますと、直営(電電公社)の電話機と、自営(メーカ電話 松下釦、岩通釦等)の電話機で、多数の電話機が陣列されていました。かなり珍しい電話機として目に付きましたのが、まず 4号自動式卓上あおたけ色の記念電話機があり、「岡山電話2万突破記念電話機」でした。あと小型ピンク初期型(ベーグライト仕様)と 5号委託公衆電話機、34号委託公衆 41MR委託公衆、4号自動式AR委託公衆、3号自動式壁掛が3台、600A2赤色 等 どれも目を見張る物ばかりでした。

小ピン後期とだるま 4号依託と小ピン前期 34号と41MR



 出展者

これだけの電話機を資料展示出来るのは 恐らくNTT広報部かと当初 私は思っていましたが、自営釦電話機も多数あることに注目した私は、後に個人所有物ではないかと思い始めました。 早速 みろくの里の事務局ヘ電話を致しまして、この電話機の提供者を尋ねてみますと、やはり私の感は当っていまして、全ての電話機は沼隈郡にお住まいのKさんの自己所有物でした。 早速 私はKさんに連絡を取り、今回の電話博物館を私のホームページで紹介したい旨と、アンティーク電話機コレクションについてお聞きする事が出来ました。 今回 博物館に展示しているのは館内面積の関係もあって、自己コレクションの30%程度だそうです。 残りの70%は家で眠っているそうです。 今回の展示電話機は先ほども述べましたが、実際に手に触れることが出来る様にとK氏の熱い思いがあり来場者を喜ばせています。 ここまで熱い心の持ち主のKさんに私は同じコレクターとして大変 尊敬致します。

600A2赤色電話機 館長自作の交換機 共電式交換機 3号電話機



 自営ボタン電話機

松下、岩通、日通工、明星、神田、大興、等、今となれば懐かしいボタン電話機が勢揃い。(写真下)



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